お知らせ

スマート農業に関する先進事例視察会を開催しました

9月16日(金)、中国地域スマート農業ラボは、農業関係者間で情報や成果を共有し、スマート農業の普及を促進することを目的に、農業生産者、農機メーカー、行政機関、ラボ関係者等31名参加のもと岡山大学のスマート農業施設の視察会および参加者による情報・意見交換会を開催しました。

 

岡山大学では、低コストで導入が可能なビニルハウス内の環境を制御する装置や、果実を傷付けず表面に触れるだけで適切な収穫時期が分かる装置の研究を行っています。この装置により、高齢化する就農者の作業負担の軽減や経験が浅い新規就農者でも適切な時期に収穫ができるようになることが期待されます。

 

当日は、岡山大学環境生命科学学域 安場健一郎教授と福田文夫准教授の実演を伴う説明を受けながら施設を視察した後、会議室へ場所を移し中国四国農政局からの情報提供や参加者間での情報・意見交換を行いました。

 

複合環境制御装置について説明する
岡山大学安場教授(中央)
音響振動装置での果粒の硬度測定を実演する
岡山大学福田准教授
建設足場資材利用園芸ハウス ラボの取組方針について説明する広島拠点
ラボ代表の広島大学三本木教授